現在、全国の13都府県で緊急事態宣言、16道県で蔓延防止等重点措置が発出されております。こうした中でも、私が主要な取材対象としているJリーグが開催できており、困難な中で実施にご尽力いただいている皆様、スタジアムや練習場の利用にご理解いただいている地域の皆様に、心から感謝申し上げます。
さて、私は日頃より関門海峡を無意識的に往来しながら取材活動を続けてまいりましたが、新型コロナウイルス感染症の各種措置によって県境をまたぐ移動に厳しい目が向けられるようになりました。
特に北九州市側と山口県側で緊急事態宣言等の発出状況が異なる場合、いかなる行動が最適かの判断が難しく、直近2度の緊急事態宣言では取材活動の大幅な自粛という対応を行ってまいりました。しかし、一次情報の不足による弊害は大きく、極端な対応には限界を感じています。
従いまして今般のいわゆる第5波においても、取材活動がなるべく継続できるような行動を検討してまいりました。決して最適解があるわけではありませんが、これまでの行動を踏まえ、他の方との接触機会を極力減らすために次のような対応をしながら、取材を続けてまいります。
・スタジアムの外周(グッズ売場、グルメゾーン等)での取材
・スタジアムでのサポーター等への取材
・練習の一般公開日の取材
・アウェイ戦の取材
(上記行動はリスクがあると思われるため当面の間、見合わせます)
・スタジアム(みらスタおよびミクスタ)での現地試合取材(外周取材を除く)
・報道にのみ公開する日の練習取材
併せて、スタジアム内の記者室での滞在時間を極力減らしたり、練習取材回数を制限するなど、可能な限り他の方との接触を避ける対応を行ってまいります。
このような判断についてご批判があることは重々承知しており、これまで以上に慎重な取材活動を心がけてまいります。大変心苦しいところではございますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。